組立配線の手順
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組立配線の手順(2/13)
ダイオードD2を付ける
D2を部品面から15Fと15Iのホールに付けます。ダイオードには極性がありますので、カソード側(部品に線が書いてあるリード線側)を必ず15Iにします。
15I側のリード線を15H側に曲げ、15Hから16Gに曲げます。リード線を曲げる時には、部品面の部品がプリント板に平行になっていることを確認しながら曲げます。リード線を曲げることばかりに気を取られると、リード線を曲げた後、部品の片方のリード線が部品面から浮いてしまうこともあります。このことは部品のリード線を曲げるときに常に確認します。
16GにはICソケットのリード線が出ていますので、ソケットのリード線と重ならないようにD2のリード線を切ります。
D2の15Fのリード線は少し14F方向に曲げておきます。
D2を部品面でプリント板に押さえながら15F側のリード線の角度を調整して、16GからD2の15I側のリード線が浮かないようにします。ちょっとコツが必要です。
16GをD2のリード線とICのソケットのリード線と共にハンダ付けします。
14F方向に曲げていたD2の15Fのリード線を周りのランドと接触しないように0.5mm位で切ります。
抵抗器R2を付ける
抵抗器には極性はありませんが、取り付けるときにはカラーコードの方向を揃えておいたほうが出来上がったときにきれいになります。1/8Wの抵抗器は小さいのでカラーコードもどちらが第一数字側か分かりづらいのですが、できるだけ揃えます。逆に付けても気にすることはありません。
R2を部品面から14Eと14Hに付けます。
14Eのリード線を15Eへ、さらに16Fへと曲げます。16FにはICソケットのリード線が出ていますので、重ならないようにR2のリード線を切ります。15Eから16Fへは線が斜めになるわけですが、15F、16Eの中間を通るように気を付けます。
R2を部品面でプリント板に押さえながら14H側のリード線の角度を調整して、16FからR2の14E側のリード線が浮かないようにします。
16FをR2のリード線とICのソケットのリード線、さらにIC1の下を通した配線と共にハンダ付けします。
14Hのリード線を14Gに曲げ、さらに15Fに曲げます。
15FにはD2のリード線が出ているので、重ならないようにR2のリード線を15Fで切ります。
15FをD2のリード線とR2のリード線と共にハンダ付けします。
14E、15E、17F、14G、14Hの順にリード線をプリント板にハンダ付けして固定します。
15E、15F、16E、16Fあたりは接近した場所にハンダ付けをしますので、隣と接触しないようにします。ハンダが多すぎて隣と接触してしまう場合には、ハンダ吸取器またはハンダ吸取線を使いハンダを少なくしてから、再度、ハンダを付けます。