組立配線の手順
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組立配線の手順(12/13)
接地線の確認
25Kに抵抗器とかコンデンサのリード線の余り(切り取ったもの)をプリント板と垂直にハンダ付けします。
25Kに付けた線にテスタの黒側のテスト棒をからげます。(わに口クリップなどを使うと便利)
テスタを抵抗測定モードとします。(導通確認)
テスタの赤側のテスタ棒にすずメッキ線を2cmくらいの長さになるようにからげます。
赤側のテスタ棒で以下のポイントを当たり、導通を確認します。ポイントを当たるときには出来るだけ部品のリード線を当たります。
・TR1のエミッタのリード線(10E)
・TR2のエミッタのリード線(10K)
・ICソケットの7番ピン(19K)
・C1のマイナスのリード線(21M)
・C2のリード線(21K)
・IC2の接地リード線(21H)
・C3のリード線(21E)
・C4のマイナスのリード線(21C)
試験がOKであれば25Kの試験用リード線をはずします。
プラス12V配線の確認
25Iに試験用のリード線を付け、テスタ棒の黒をつなぎます。
赤側で以下のポイントを当たります。
・R6の3L側のリード線(3L)
・R4の3D側のリード線(3D)
・IC2の入力リード線(22I)
・C1のプラスのリード線(22M)
・C2のリード線(22K)
試験がOKであれば25Iの試験用リード線をはずします。
プラス5V配線の確認
ICソケットの14ピン(16E)にすずメッキ線を差込、テスタ棒の黒側をつなぎます。
赤側で以下のポイントを当たります。
・IC2の出力リード線(22G)
・C3のリード線(22E)
・C4のプラスのリード線(22C)
その他の配線の確認
以下信号線の導通を確認します。チェック箇所のみ書きます。
・R4 | (6D) | − | D3 | (5F) |
・D3 | (6F) | − | TR1 | (9F) |
・TR1 | (8E) | − | R3 | (8C) |
・R3 | (12C) | − | C6 | (12H) |
・R3 | (12C) | − | D2 | (15I) |
・R3 | (12C) | − | IC1 | (16G) |
・D2 | (15F) | − | R2 | (14H) |
・R2 | (14E) | − | IC1 | (16F) |
・R2 | (14E) | − | C5 | (18M) |
・R6 | (6L) | − | D4 | (5J) |
・D4 | (6J) | − | TR2 | (9J) |
・TR2 | (8K) | − | R5 | (8M) |
・R5 | (12M) | − | C5 | (17M) |
・R5 | (12M) | − | D1 | (15N) |
・R5 | (12M) | − | IC1 | (16K) |
・D1 | (15K) | − | R1 | (14M) |
・R1 | (14J) | − | IC1 | (16J) |
・R1 | (14J) | − | C6 | (12I) |
電源短絡の確認
テスタを抵抗測定確認モードの低レンジ(低い抵抗値を測るレンジ)にします。
25K(接地)に赤のテスタ棒を、25I(+12V)に黒いテスタ棒を接続します。エッ、逆じゃないかって?テスタ(アナログメータ式)の場合、抵抗値測定レンジではテスタに内蔵している電池で抵抗値を測るのですが、電池のプラスは黒い棒、マイナスは赤い棒につながれます。
ショート(ほとんど0Ω)でないか確認します。私の場合、約600Ωありました。テスタの接続を逆にすると抵抗値は40Ωほどでした。電圧が逆なの少なくてもショートではありません。