目次→電子回路工作入門→組立工程
細かい作業になりますので、休憩しながら根気よく行って下さい。
手順は私が行う場合の手順をステップ・バイ・ステップで書きました。書くと膨大になっていますが、なれて要領が分かってくるとそれほど大変なものでもありません。手順もこのように書く必要もありません。パターン図だけを見て部品を取り付け、配線していきます。
細かく書いたので見ただけで大変そうな感じを受けてしまうかも知れませんが、なれますから是非挑戦してみて下さい。
説明の都合上、ホール(穴)の位置を数字とアルファベットで表しています。プリント板によっては表示されていなものもあります。配線図を見てある部品を取り付け、次の部品を取り付けるのに何ホール離すか相対位置で決めていきます。ですから、最初の部品の取り付け位置を間違えるとその後全部間違えてしまいますので、最初が肝心です。
ここまでで全ての部品をプリント板に固定することが出来ました。
次はすずメッキ線を使っての配線です。
ここまでで回路の組立、配線が終了しました。
配線のチェック
出来上がった回路の結線がちゃんと出来ているかを確認します。自分ではちゃんとハンダ付けしたつもりでも、ハンダがうまく付いていないことが結構あります。見た目では分からない場合もありますので、このチェックは必ず行う必要があります。でも最終的には動作させてみないと分からないこともあります。
チェックの方法はここに書いた方法でなくてもかまいません。やり易い方法で行って下さい。
導通チェックをする場合、出来るだけ部品のリード線同士で確認します。配線面のハンダ部分を当たっても、部品がちゃんと付いているかどうか分からないことがあります。
配線の導通試験が終了したらいよいよ動作確認試験です。
動作確認試験
IC1はまだICソケットには付けません。
赤と緑の発光ダイオードが交互に点滅していますか?
以上で回路の組立、配線作業は終了です。
点滅しない場合には
トラブルシューティングをチェックして下さい。