組立配線の手順
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組立配線の手順(1/13)
IC1の下の配線を行う
配線には0.32mmのすずメッキ線を使います。
この配線は本当はこの回路ではIC1の下(プリント板の部品面)を通す必要はないのですが、練習のためにあえて部品面側の配線としました。今回はありませんが、例えばIC1の3番ピン(19G)と10番ピン(16I)を結ぶ配線があったとすると配線が交差してしまいます。そのような場合には片方の配線を部品面にすることにより、接触せずに配線ができるわけです。練習なんか必要ないと言う方は配線面に配線してもOKです。
もっともこんな面倒な方法を使わずに被覆付きのより線で配線すれば済むことですが、この辺は好みです。
私の場合、より線で配線すると後でチェックするときにやりずらくなることがあるので、極力使わないようにしています。
すずメッキ線を通す位置を間違えないように線を通すホールをしっかり数えることがポイントです。
この位置がこれからの配線の基準になりますので、数えたとき18Fのところに印を付けておいてから線を通した方が良いと思います。
最初に18Fの配線面から部品面側に線を通します。
その線を18Kで部品面から配線面に出します。
18Kから出した線を18Mまで延ばします。
18Kの部分の線をプリント板にしっかり押さえつけ、18Kのみハンダ付けをします。
部品面側の配線をまっすぐになるように18F側から引っ張り(あまり強く引くと切れるので、適当に)、配線面側の線を16F方向(部品面配線と直角)に曲げて18Fをプリント板に押さえつけ、18Fのみをハンダ付けします。
線を16Fで切ります。
ICソケットを付ける
ICソケットにもICの方向を表す窪みが付いています。逆に付けても機能的には問題ないのですが、気持ちが悪いので、ちゃんと方向を確認します。
1番ピンを19Eに合わせICソケットを部品面に取り付けます。
ソケットがプリント板から浮かないように19E(1番ピン)をハンダ付けします。
次に16I(10番ピン)をハンダ付けします。これでソケットはぐらぐらしなくなります。