目次PIC回路集遠隔大型表示装置


遠隔大型表示 表示装置 製作工程

プリント基板回路の作成
表示制御部

表示制御も操作部と同様にPIC16F873を使用しています。
回路右側の部分は種別用LEDの電流制御用抵抗器です。抵抗器は全てのLED分が取り付けれらています。今回の回路では1つのLEDに1つの抵抗器を使用しましたが、製作の容易性を考えると抵抗アレーを使用してもよいと思います。

ダイオード・マトリクス

種別表示用のLED点灯制御にはダイオードを使用しています。表示する文字は聖、典、プの3文字で各文字で点灯させるLEDをダイオード・マトリクスで制御しています。



表示部の作成

表示部は大きいので、複数枚のプリント基板を使用して取り付けています。プリント基板の連結にはアルミのLアングルを使用し、表示部が曲がらないようにしています。表示部の左側は種別の文字を表示する部分で、縦に13行、横に11列で合計143個のLEDを取り付けています。



ケースの穴開けおよびパネルの作成

表示装置の回路はほとんどケースのカバー部に取り付けます。カバーには表示部を取り付けるための大きな穴を開けます。穴を開ける前にカバーが曲がらないようにサポータを取り付けています。




配線

表示装置の種別表示をする部分にはLEDをマトリクス状に並べています。横方向に11列、縦方向に13行で、合計143個のLEDを使用しています。LEDの回線は制御回路からLEDのアノードに143本、ダイオード・マトリクスからLEDのカソードに109本の配線を行っています。これらの配線はバラバラにならないようにビニール紐を使用してプリント基板に固定したり、束ねたりしています。