遠隔大型表示　表示装置　表示部　詳細写真

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制御部およびダイオード・マトリクスのプリント基板は10mmのスタッドを使用して取り付けます。
中央から左側に制御部、右側にダイオード・マトリクスを取り付けます。
上の写真には既にそのためにスタッドを取り付けています。

表示部は複数枚のプリント基板を使用して取り付けています。大型ＬＥＤのリード線がプリント基板の端にならないように位置を確認して必要な大きさにプリント基板をカットします。
プリント基板の連結にはアルミのＬアングルを使用して表示部が曲がらないようにしています。Ｌアングルは部品面側に取り付けました。配線面側でも問題はありません。ただ、パネルの縦方向の曲がりを抑えるために配線面側で縦に１本Ｌアングルを使用しているので、横方向のアングルは部品面に取り付けています。
Ｌアングルに穴を開ける際には最初に端だけに穴を開け、プリント基板が動かないようにクリップで仮止めして穴の位置をマーキングします。このようにすると正確に穴を開けることができます。
穴を開ける際に制御部を取り付ける穴および表示部をケースに取り付ける穴も考慮しておきます。
ケースの取り付ける穴は両端（２カ所）と表示文字の区切り（３カ所）の５カ所にしています。上下合わせて１０カ所で取り付けます。
制御部およびダイオード・マトリクスのプリント基板は表示パネルの背面に取り付けます。穴の位置が重ならないように考慮する必要があります。

聖、典、プの種別文字を表示する部分には１４３個のＬＥＤを使用しています。このＬＥＤの高さは７セグメントＬＥＤと同じ高さにしています。同じ高さに取り付ける方法はＬＥＤをプリント基板の穴に通したあと、部品面を下にして平らな板の上に置きます。このようにすると７セグＬＥＤと同じ高さにすることができます。注意はＬＥＤを垂直に取り付けることです。最初はＬＥＤの片方のリード線のみをハンダ付けし、ＬＥＤの位置を修正したあとにもう片方のリード線のハンダ付けを行います。このようにするとＬＥＤの位置をきれいにそろえることができます。

ＬＥＤが点灯した際に隣りのＬＥＤに光が漏れると文字がはっきりしなくなります。そのため、ＬＥＤの間に仕切を入れました。仕切には黒い紙を使用し、ＬＥＤの間隔にスリットを付け、上下で組み合わせて格子状にしています。

組み合わせた後、格子がバラバラにならないように接着剤で固定しています。
また、ＬＥＤが格子の中央になるように格子の下部に線材のストッパーを付けています。