このタイマーは、プリント板を作る際に使用する紫外線露光器のタイマーに使う目的で作りました。 プリント板のマスクを作成するためには約20分の紫外線露光が必要ですが、今まではNE555を使用したタイマーで自動的に照射が止まるようにしていました。この方法ですと、あとどの位かかるのかが分からないので、少しいらいらしながら待つことになります。そこで残り時間がデジタルで分かるようにしたかった訳です。他にも応用できると思います。 PIC16F84Aを使用してソフトウェアで制御するカウントダウンタイマーも作ってみました。そちらの方は「カウントダウン・タイマー」を参照して下さい。 回路を考えるのに以下のような機能を想定しました。(仕様)
回路を考えた結果、部品が増えるのを避けるため以下のことを制約条件にしています。 これらは使用するのにあまり影響しないと思いましたので、わざわざ部品を増やしてまで実現する必要はないと判断しました。
回路設計を行う際に、動作の確認および、抵抗値を決めるために部分的なバラック回路を組み立てて実験を行いました。
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