車を毎日乗る人にはあまり関係無いかもしれませんが、私のようにたまにしか乗らないと、バッテリー上がりに遭遇する場合があります。いざ、車で出かけようとしたら、エンジンがかからないという経験をした人はいませんか？
バッテリー自体も長期間放置すると自然放電で電気が無くなりますが、最近の車はいろいろな装置を常時バッテリーでバックアップすることが多くなってきています。ですから、車を動かしていない状態でも少しずつではありますが、バッテリーの電気が消費されています。
以前はそのような対策として太陽電池を使用したバッテリー充電器を作成し、使用していましたが、当然天候に左右されるので、十分充電されずにバッテリーが上がってしまうこともありました。
そこで、小型の充電器を作成することにしました。駐車中に常時充電することにするので、電流制御回路により充電電流は少なくしています。また、過充電を避けるために、電圧の上限設定もできるようにしています。電圧と電流の制御にはいずれも汎用の３端子電圧レギュレータを使用しています。