アルミ・シャーシ 折り曲げ装置の本体(台部分)にはアルミ製のケースを使用しました。 幅200mm、高さ50mm、奥行き100mm、厚さ1mmのものを2つ使用しました。 発熱部 発熱部にはニクロム線を使用しています。発熱部はアルミ角材に入れ、折り曲げ作業台にしています。ニクロム線とアルミ角材を絶縁するためにセラミック製のパイプを使用しています。 製作の詳細は1号機を参照して下さい。 今回のものでは真鍮棒を使用していません。 発熱部固定金具 0.5mmのアルミ板で作りました。0.5mmのアルミ板の場合、金バサミで容易に切ることができます。ちょっとオーバーですが、紙細工のように工作できます。 スペーサ 発熱部と発熱部を支える側板との間および側板とシャーシとの間に豆碍子(瀬戸物のパイプ)をスペーサとして使用しました。最初は側板をシャーシに直接固定したのですが、発熱部の熱が徐々にシャーシに伝わり、シャーシが高温になったので、スペーサで側板をシャーシから離しました ガラス繊維チューブ ニクロム線のリード線を絶縁するために使用しています。リード線の温度も上がるので、熱に耐えられるガラス繊維のチューブを使用しています。 シリコン・シート 発熱部のセラミックパイプのガードおよびスペーサで使用している碍子のクッションに使用しています。碍子をネジで固定すると熱により膨張し、破損する可能性もあるので、シリコンシートを挿んでいます。 ジョンソン端子 ニクロム線はハンダ付けができないので、圧着端子を使用します。ACコードの配線はシャーシの内を通しているのでジョンソン端子を使用してニクロム線との配線を行っています。 端子板 ACコードの配線および温度調整抵抗器の取り付けに使用しています。 コードプロテクタ シャーシにアルミを使用しましたので、穴にコードを通した場合、長年使用していると擦れて短絡する恐れもあります。プラスチック製のプロテクタで保護しています。 コード・サポータ コードが邪魔にならないように固定するために使用します。 端子カバー シャーシの内側の配線なのであまり必要はないのですが、見栄えが良いので使用しました。 足 シャーシと床の間に空気が入る隙間ができるようにプラスチック製の足を取り付けました。 温度調節部 電力制御回路の可変抵抗器で温度を調整しています。 ネオンランプ ニクロム線の電源のON/OFF状態を表示します。 ネオンランプはネオンが封入されたガラス管に向かい合った電極を配置した構造をしています。電極に電圧が加わると電極の周りのネオンが放電により光ります。放電が始まると電流が流れ易くなるので、直列に抵抗器(100KΩ位)を入れる必要があります。 今回使用したランプでは抵抗器が内蔵されているタイプを使用しています。あまり明るくはないですが、パイロットランプとしての使用には問題ありません。AC100Vで点灯させることができ、流れる電流が少ないので、便利です。 電源スイッチ 発熱部への電源供給をON/OFFするスイッチです。 AC電源コード 700W用のコードを使用しました。 マジックテープ 装置を使用しないときにACコードを束ねるために使用しています。 トライアック 電力制御を行うための双方向サイリスタです。今回の回路では大きな電流は流さないので放熱器は付けなくても大丈夫と思いますが、念のために厚さ6mmのアルミ製放熱器を付けました。トライアックにはTB16B6Cを使用しています。16Aまでの電流を流すことができます。今回は1〜2Aの電流しか流しません。 詳細は「電力制御器」を見て下さい。 ダイアック トライアックにトリガパルスを与えるトリガダイオードです。N413を使用しています。 詳細は「電力制御器」を見て下さい。 タイミング・コンデンサ トライアックのゲートに加えるパルスの位相を制御するコンデンサです。0.1μFを使用しています。 詳細は「電力制御器」を見て下さい。 抵抗器 電力制御用およびヒステリシス防止用の抵抗器です。1/2Wのものを使用しています。 詳細は「電力制御器」を見て下さい。 ダイオード ヒステリシス防止回路として使用しています。 詳細は「電力制御器」を見て下さい。 プリント基板 金属スタッド プリント基板をケースに取り付けるために使用しています。金属でなくてもOKです。 3mmネジで高さ5mmのものを使用しました。 |