目次事例集超音波警報機(1)部品説明


超音波警報機(1) ケース作成




このページではアクリル板を加工して作ったケースを紹介します。
アクリル板を折り曲げるのには「アルマゲドン」を使用しました。




展開図

背面パネルの底板側は底板、背面パネル、補強板の三カ所の曲がりが重なるので、3.2mmの穴を開けます。この穴が無いと曲げた部分のアクリルが盛り上がってしまいます。
@からGは折り曲げる順番を示しています。



ケース本体の作成

    底部

正面パネル、背面パネルおよびカバー取り付け部をアルマゲドンを使用して作りました。
最初に補強部を曲げた方が後の作業が楽です。



    カバー固定金具

幅6mm、厚さ3mmの真鍮板を使用してカバー取り付け金具を作りました。
金具は2mmの皿ビスでカバー取り付け部に固定しています。
カバーの固定には3mmのビスを使用しています。



    カバー

カバーは底部を作成した後に作成します。
底部のサイズに合わせて折り曲げます。
左右の長さを同じにするために片端の切断は折り曲げが終了した後で行います。




穴開け

    正面パネル

正面に音響ホーンを取り付けるための穴を開けます。
ホーンの先端が正面パネルから約5mm出るようにします。

背面パネルの穴開けを行ったときに余計な力がかかり、正面パネルと底板の接続部が折れてしまいました。薄いアクリル板とアクリル接着剤を使用して補修しました。





    背面パネル

背面パネルには検出範囲設定用の可変抵抗器、検出確認用LED、出力端子および電源コネクタを取り付けました。
各部品の大きさに合わせて穴を開けます。

背面パネルシートは部品を取り付ける時に一緒に取り付けます。



    底部

底部には検出ユニットを取り付けます。
スタッドの位置に合わせて穴を開けます。





以上の工程でケースができました。