目次事例集


赤外線センサー




このページでは焦電型赤外線センサーを使用して人間または動物の動きを検出する装置を紹介します。
人間または動物の体は赤外線を放出しています。赤外線センサーによりこの赤外線の変化を検出し、リレーを動作させる回路です。赤外線センサーにはフレネルレンズを付けているので、非常に狭い範囲での人の動きを検出することができます。
重要部品は何と言っても焦電赤外線センサーです。今回は日本セラミック社製の焦電赤外線センサー(RE814S)を使用しました。

この検出装置ではできるだけ人または動物の動きだけを検出するようにするために以下のような工夫がされています。
赤外線センサーとしてデュアル素子タイプを使用し、背景のゆらぎの検出を少なくしている
フレネルレンズを使用して検出する対象場所を絞っている
増幅器にバンドパスフィルターを使用して、ゆっくりした変化、速すぎる変化を検出しない
ウインドウコンパレータを使用し、変化の少ない動きは検出しない

この装置は秋月電子通商で「焦電型赤外線センサー」としてキットが販売されています。
2000年1月現在で1500円でした。センサーを初め、フレネルレンズ、回路部品が全て含まれています。
私はこのキットを購入し、若干アレンジして作成しました。
検出ユニット

部品説明

部品補足説明

性能評価