使用する道具および材料
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プリント基板 | 絶縁板に銅箔を張り付けてある物(配線パターンが描かれていないもの) |
油性マジックインク |
配線として残す部分をエッチング液からマスクするためのパターンを描くためのものです。 マスクパターンを使用する場合でもパターンの補修用に使います。 エッチング液に溶けないものを使用します。(サンプルを使い試してみる) |
エッチング液 | 塩化第二鉄の溶液。 |
パレット |
エッチング液を入れる器です。その中にプリント基板を入れ不要な銅箔を溶かします。 揺すりながら溶かすのがコツです。 |
クレンザ |
エッチングの終わったプリント基板のマスクパターンを除去するのに使います。 鍋、釜などを洗う台所用品です。 |
細いドリル |
部品のリード線を通す穴を開けます。 部品のリード線の太さにもよりますが0.8mm位を使います。 |
フラックス | プリント配線を酸化から防ぐための溶液です。 |
実はプリント基板を作成する上で一番難しいのはマスクパターンです。 上で紹介したマジックインクを使用する方法の場合、線が曲がってしまったとか、間違えて描いてしまった場合、その修正がやっかいで、慎重に描かなければいけません。 これは結構疲れます。 油性マジックもエッチング液に溶けてしまうものもありますので、試しに小さなプリント基板にマジックで線を描き、エッチング液で溶けないかを確認する必要もあります。せっかく描いたパターンがエッチング液で溶けてしまっては泣くに泣けません。 ということで、多少お金が掛かりますが、私はポジ感光剤を塗った基板を使用しています。 |