のこぎり波発振器の動作説明

のこぎり波発振器 左の図はＡ点がプラス電圧の場合を示しています。 Ａ点がプラス電圧の場合、Ｄ１およびＲ１を通してコンデンサＣに電流が流れます。 Ｒ２に比べてＲ１が小さい場合、Ｒ１を通した電流は大きく、短時間でＢ点はマイナス電圧へと降下します。 Ｂ点がマイナス電圧に降下し、ＩＣ１のプラス入力端子が０Ｖを少しでも下回るとＡ点は急激にマイナス電圧に変化します。 ＩＣ１のプラス入力端子が０Ｖを下回るためにはＲ３＞Ｒ４の条件が必要です。 左の図はＡ点がマイナス電圧の場合を示しています。 Ａ点がマイナス電圧の場合、Ｄ２およびＲ２を通してコンデンサＣから電流が流れます。 Ｒ２がＲ１に比べて大きい場合、Ｒ２を通した電流は小さく、Ｂ点がプラスへと上昇するのには時間がかかります。 Ｂ点がプラス電圧に上昇し、ＩＣ１のプラス入力端子が０Ｖを少しでも上回るとＡ点は急激にプラス電圧に変化します。 ＩＣ１のプラス入力端子が０Ｖを上回るためにはＲ３＞Ｒ４の条件が必要です。 　ＴＬ０８２オペアンプの規格 ＴＬ０８２の規格については三角波発振器のページを参照して下さい。