CMOSで作られたシュミット・インバータ回路を使用した矩形波発振器を紹介します。 シュミット・インバータ回路の特徴としてヒステリシス特性があり、この特性を利用した発振回路です。 ヒステリシス特性とは、インバータの入力電圧が変化した場合、0Vから上昇して入力がHレベルとみなす電圧(出力が0Vになる電圧)と、+5Vから降下して入力がLレベルとみなす電圧(出力が+5Vになる電圧)が異なるという性質です。 74HC14を使った場合、発振周波数の概算値は以下の式で計算できます。
74HC14 データシート
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