目次電子回路工作素材集


矩形波発振器(1)




CMOSで作られたシュミット・インバータ回路を使用した矩形波発振器を紹介します。
シュミット・インバータ回路の特徴としてヒステリシス特性があり、この特性を利用した発振回路です。
ヒステリシス特性とは、インバータの入力電圧が変化した場合、0Vから上昇して入力がHレベルとみなす電圧(出力が0Vになる電圧)と、+5Vから降下して入力がLレベルとみなす電圧(出力が+5Vになる電圧)が異なるという性質です。



74HC14を使った場合、発振周波数の概算値は以下の式で計算できます。

f = 1/T = 1/CR

f:発振周波数(Hz)
T:発振周期(秒)
C:コンデンサ(F)
R:抵抗器(Ω)


74HC14 データシート



 パターン図

 動作説明

 性能測定