目次→オリジナル・プリント基板の製作→プリント基板作成の工程
エッチング液をエッチング装置に入れ、温度を設定します。 エッチング液は40〜43℃が適温と言われています。 45℃以上には上げてはいけないそうです。 棒温度計で温度を測定します。 エッチング槽に空気を送り込み、エッチング液を撹拌するようにします。 |
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エッチング液にプリント板を吊すために、プリント板の一カ所に1mm位の穴を開けます。 穴にチタン線を通し、エッチング槽の上から吊します。 エッチング槽の蓋にも小さな穴が開いているので、そこに吊します。 長さはエッチング槽の中間になるように調整をします。 |
エッチング液の中にプリント基板を吊してエッチングを行います。 時間はプリント基板の大きさ、溶かす銅の量により違いますので、エッチングの状態は時々プリント基板を引き上げて確認をします。 溶かす銅板の面積が広いと、溶けるのに時間がかかります。 今回の場合、約8分かかりました。 あまり長くエッチングしていると、マスクの部分の銅も溶けてしまうので、こまめに確認をする必要があります。 エッチング状態を確認するためにプリント基板を引き上げますが、このときエッチング液が衣服等に付かないように気を付けて下さい。 |
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エッチングの完了したプリント基板はすぐに水で洗います。 |