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PIC入門
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628ハード
PIC16F628のコンフィグレーションワード
PIC16F628はプログラムメモリの中にコンフィグレーションワードをいう特殊なエリアを持っています。
このアドレスは2007hで通常のプログラム指定では読み書きすることはできません。プログラムを書き込みときにライターにより書き込みます。
コンフィグレーションワードでは以下のようなPICの動作環境が指定されます。
CP1,CP0
: プログラムメモリ・コードプロテクションビット
(PIC16F84A、PIC16F873とは異なる)
プロテクションをする場合にはビット13と11、ビット12と10を同じ値にする必要があります。
11
:
プロテクションなし
10
:
0400h から 07FFh までプロテクション
01
:
0200h から 07FFh までプロテクション
00
:
0000h から 07FFh までプロテクション
CPD
: EEPROMコードプロテクションビット
1
:
コードプロテクション解除
0
:
EEPROM書き込み禁止
LVP
: 低電圧プログラミング指定ビット
1
:
RB4/PGMポートをプログラミング指示ポートに使用し、低電圧プログラミングが可能
0
:
RB4/PGMはデジタルI/Oポートとして使用し、プログラミングにはMCLRポートを使用する
BODEN
: 低電圧リセット指定ビット
1
:
低電圧リセットを使用する
0
:
低電圧リセットを使用しない
MCLRE
: マスタ・クリアピン指定ビット
(PIC16F628で設けられた)
1
:
RA5/MCLRピンをマスタ・クリア(MCLR)として使用する
0
:
RA5/MCLRピンをデジタルI/Oポートとして使用する。
この場合、MCLRは内部でV
DD
に接続される。
PWRTE
: パワーアップタイマー指定ビット
1
:
パワーアップタイマーを使用しない
0
:
パワーアップタイマーを使用する
WDTE
: ウォッチドッグタイマー指定ビット
1
:
ウォッチドッグタイマーを使用する
0
:
ウォッチドッグタイマーを使用しない
FOSC2,FOSC1,FOSC0
: 発振器指定ビット
(PIC16F628で追加された)
111
:
ER(External Resistor):
RA6/OSC2/CLKOUTをCLKOUTとして使用し、RA7/OSC1/CLKINに抵抗器を接続して内部発振器を使用
110
:
ER(External Resistor):
RA6/OSC2/CLKOUTをI./Oとして使用し、RA7/OSC1/CLKINに抵抗器を接続して内部発振器を使用
101
:
INTRC(Internal 4MHz OSC):
RA6/OSC2/CLKOUTをCLKOUTとして使用し、RA7/OSC1/CLKINをI/Oとして使用
100
:
INTRC(Internal 4MHz OSC):
RA6/OSC2/CLKOUTおよびRA7/OSC1/CLKINをI/Oとして使用
011
:
EC(External Clock In):
RA6/OSC2/CLKOUTをI/Oとして使用し、RA7/OSC1/CLKINをCLKINとして使用
010
:
HS発振器 ( 4MHz - 20MHz ) RA6/OSC2/CLKOUTおよびRA7/OSC1/CLKINを使用
001
:
XT発振器 ( 4MHz以下 ) RA6/OSC2/CLKOUTおよびRA7/OSC1/CLKINを使用
000
:
LP発振器 ( 200KHz以下 ) RA6/OSC2/CLKOUTおよびRA7/OSC1/CLKINを使用