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PIC入門
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877ハード
PIC16F877のコンフィグレーションビット
PIC16F877はプログラムメモリの中にコンフィグレーションビットをいう特殊なエリアを持っています。
このアドレスは2007hで通常のプログラム指定では読み書きすることはできません。プログラムを書き込みときにライターにより書き込みます。
コンフィグレーションビットでは以下のようなPICの動作環境が指定されます。
CP1,CP0
: プログラムメモリ・コードプロテクションビット
プロテクションをする場合にはビット4と12、ビット5と13を同じ値にする必要があります。
11
:
プロテクションなし
10
:
1F00h から 1FFFh までプロテクション
01
:
1000h から 1FFFh までプロテクション
00
:
0000h から 1FFFh までプロテクション
DEBUG
: イン・サーキット・デバッガー モード指定ビット
1
:
イン・サーキット・デバッグでない (RB6,RB7は通常の入出力ポートに使用)
0
:
イン・サーキット・デバッグモード (RB6,RB7はデバッガーで使用)
WRT
: プログラムメモリ書き込み制御ビット
1
:
プロテクトされていないプログラムメモリに書き込み可能
0
:
プログラムメモリ書き込み禁止
CPD
: EEPROMコードプロテクションビット
1
:
コードプロテクション解除
0
:
EEPROM書き込み禁止
LVP
: 低電圧プログラミング指定ビット
1
:
RB3ポートをプログラミング指示ポートに使用し、低電圧プログラミングが可能
この場合でもMCLRポートによるプログラミングは可能です。
0
:
MCLRポートでプログラミングを指示。
BODEN
: 低電圧リセット指定ビット
1
:
低電圧リセットを使用する
0
:
低電圧リセットを使用しない
PWRTE
: パワーアップタイマー指定ビット
1
:
パワーアップタイマーを使用しない
0
:
パワーアップタイマーを使用する
WDTE
: ウォッチドッグタイマー指定ビット
1
:
ウォッチドッグタイマーを使用する
0
:
ウォッチドッグタイマーを使用しない
FOSC1,FOSC0
: 発振器指定ビット
11
:
RC発振器 ( 1MHz以下 )
10
:
HS発振器 ( 4MHz - 20MHz )
01
:
XT発振器 ( 4MHz以下 )
00
:
LP発振器 ( 200KHz以下 )