PIC16F873 [★]
電波時計の本体にはPIC16F873が使用されています。このICで電波状態の確認、年/月/日/時/分/秒の処理、LCDへの表示を行っています。また、RS232Cインタフェースを使用してパソコンで時刻を読み取る機能も搭載しています。
今回はこのRS232Cの機能を使用しています。
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高精度発振子 ( TCXO ) [★]
電波が途絶えた場合でも正確な時刻を表示させるための高精度の水晶発振子です。発振周波数は12.8MHzです。 |
NPNトランジスタ ( 2SC1815 ) [★]
LED駆動、外部回路駆動等に使用されています。
2SC1815 データシート |
3端子レギュレータ ( 7805 ) [★]
電源(+5V)を作るためのレギュレータです。
7805 データシート |
ダイオードブリッジ [★]
1Aタイプのダイオードブリッジです。CPU回路ではこのダイオードは整流用ではなく、電源のプラスとマイナスを誤って接続しても動作させるために使用しています。
今回の装置では部品を搭載しましたが、極性を逆にすることはないので使用していません。 |
ICソケット [★]
PIC16F873用のICソケットです。873は28ピンのスリムタイプなので、14ピン用のソケットを2つ組み合わせて使用することができます。
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LED
キットにはLEDが添付されていますが、クリアタイプで輝度が高くて光がまぶしいです。そのため、光の柔らかなLEDに交換しました。 |
可変抵抗器
LCD の表示コントラストを調整するための可変抵抗器です。
キット添付と少し違うタイプを使用しました。深い理由はなく、添付の部品を壊してしまったためです。 |
タクト・スイッチ
この時計には規定の時刻になると外部回路を制御する機能があります。その時刻を設定するためにタクト・スイッチを使用しています。
添付のスイッチと色を少し変えました。 |
液晶表示パネル ( SC1602BS-B )
キットに添付されているLCDはSC1602BSLBというタイプでバックライト付きですが、今回使用したLCDは機能は同じですが、バックライトが無いタイプです。 |
LCD固定金具
LCDの片方はコネクタで固定されますが、もう片方は浮いてしまいます。キットではRS232Cコネクタに固定する仕様になっていますが、今回の装置ではRS232Cコネクタを使用しないので、固定用のL形の金具で作りました。 |
アルミ電解コンデンサ
電源のノイズ除去用に使用しています。 |
絶縁ワッシャ
LCDを固定する金具に絶縁タイプのワッシャを使用しました。金具を取り付ける部分がプリント基板のパターンに近いため、回路がショートしないようにするためです。 |
プリント基板 [★]
CPUユニットのプリント基板です。RS232CのICやチップ抵抗器などは既に実装されています。 |
スタッド
プリント基板をケースに固定するために使用しています。
長さ10mmです。 |