目次PIC回路集大型表示電波時計製作工程


大型表示電波時計 配線工程


表示パネルの背面に制御ユニットを搭載した状態です。まだ、配線は行っていません。表示制御ユニットと表示パネルを接続する配線をします。配線は各LEDまでの長さに合わせて切ります。配線が多いのでラベルを付けて区別しておきます。


配線は端子が見えるようにします。下側の写真で赤い線はLEDのアノードに接続する配線です。束ねる前にラベルを付けないとチェックが大変です。表示制御ユニット裏面の配線の状態です。配線はビニールのヒモで束ねています。

表示制御ユニットからの配線を表示パネルに取り付けた状態です。LED側の接続はLEDの明るさを制御する抵抗器を付ける必要があるので、CPUユニット、電源ユニットの配線が終わったあとになります。これは秒10位のLEDの抵抗値を決めている状態です。7本の抵抗器はフックチップが付いたケーブルを使って仮接続し、LEDの明るさを確認しています。接触に気をつける必要があるので、あまりお勧めはできません。

時、分の大型LEDの最大電流は25mAです。今回の回路ではパルス駆動しているので、若干オーバーしても大丈夫です。約30mAの電流になるように100Ωと47Ωを並列接続しました。パルス駆動なので電流のチェックにはテスターは使えません。オシロで確認しました。これは年、月、日のLEDの配線状態です。スペースが狭いので半田ごてが配線に当たらないように神経を使いました。

これは曜日のLEDの配線状態です。 これは秒のLEDの配線状態です。
可変抵抗器の配線にはシールド線を使っています。

全ての配線が終わった状態です。配線は表示パネルの下のバーにビニールのヒモで固定しています。ですから、各ユニットを外しても、LEDの結線部に力がかかることはありません。

こちらは各ユニットを外した状態です。各ユニットから出ている配線もプリント基板にビニールのヒモで固定しているので、こちらも結線部に力はかかりません。各LEDの配線が終わるまではどうなることかと思いましたが、全ての配線が終わった状態では結構すっきり納めることができました。