目次PIC回路集ライト・コントローラー


ライト・コントローラー 回路説明




制御電圧入力回路


説明するまでもないのですが、可変抵抗器で0Vから+5Vまで電圧を変化させるようにしています。
その電圧をPICのアナログポートに入力しています。今回はRA0/AN0(pin13)をアナログ入力ポートに設定して使っています。
VREF+およびVREF-は使用していませんのでA/D変換の下限はVss=0V、上限はVdd=+5Vになります。
可変抵抗器の値は任意です。私は10KΩのBカーブを使用しました。
電圧の取り込みは16F873に2つあるCCPのうち、CCP2をコンペアモードで動作させ、1ミリ秒周期で取り込むようにしています。

CCPの詳細は「PIC16F873のCCP機能」を参照して下さい。




ランプ制御回路


ランプに流れる電流はスイッチングMOS FETで制御しています。
今回使用した2SJ471は最大30Aまで流せるので、300W位まで制御することができます。
しかし、300Wまで制御するためには線材の太さ、放熱などを含めて考慮する必要があります。
今回は100W位を目安にしました。
PICの動作電圧は+5Vなので、MOS FETを12Vで制御するためにトランジスタを使用しています。
ランプ制御用としてはCCP1をPWM(Pulse Width Modulation)で動作させています。

MOS FETの詳細は「MOS FET」を参照して下さい。
CCPの詳細は「PIC16F873のCCP機能」を参照して下さい。




発振器


10MHzのレゾネータを使用しています。





電源回路


PICの動作電圧を作るために3端子レギュレータを使用しています。
100mAタイプで十分です。