目次→オリジナル・プリント基板の製作→プリント基板作成の工程
ソルダレジストは通常は塗る必要はありません。 フラックスを塗ることにより銅箔の酸化は防止されています。 工業用では機械でハンダ付けを行う関係で酸化防止と余分なハンダが付かないようにするために塗布されます。 手作りでプリント基板を作った場合にソルダレジストを塗る目的は、酸化防止を強力にするためと、見栄えです。 ソルダレジストを塗った部分はハンダが付かなくなります。 ですから、部品のリード線をハンダ付けする部分にはソルダレジストが付かないようにマスクして塗る必要があります。 これが結構面倒です。 ハンダ付けを行う箇所にシールを小さく切って貼り付けます。 私は3mm角にシールを切って使いました。 このシールは後からはがすので、はがし易いものでなくてはいけません。 全てのハンダ付けをする部分にシールを貼ったら、ソルダレジストを塗布します。 私はスプレー式のものを使用しました。 一度塗布して乾燥させ、また、塗布するというように3回くらいに分けて塗布します。 その方が仕上がりがきれいに出来ます。 塗布が終わったら、乾燥させ、マスクのシールをはがします。 部品面から穴を通して細い針金でつつくと簡単に剥がすことができます。 |