目次→オリジナル・プリント基板の製作→プリント基板作成の工程
エッチングの終了したプリント基板には、マスク用の感光剤が付いています。 必要があれば、マスクを取る前にプリント基板のサイズを最終のサイズにします。 感光剤を除去するのに以下の方法が簡単です。
この方法は「エレ工房さくらい」の櫻井さんから教えてもらいました。 他の方法として、レジスト希釈液を使用して除去することもできます。 レジストペンなどで修正した部分はこの方法で除去します。 無水アルコールをスプレーして、数十秒放置後ゴシゴシと拭き取る方法も良いそうです。 全ての配線部の銅箔がきれいになるまで行います。 |
マスクを除去したプリント配線の銅箔は表面が酸化し易い状態になっています。 そのままにしておくと酸化して表面が黒く変色し、ハンダも付きにくくなってしまいます。 銅箔の酸化を防止するためにはフラックスを塗布する必要があります。 フラックスは多少粘りのある液体です。 塗るとすぐに乾き出すので、塗るときには一気に塗るのがこつです。あまりゆっくり塗るとフラックスの粘りが強くなり、きれいに塗れません。 フラックスを塗った後は十分に乾燥させます。 フラックスを塗ることにより、ハンダも付き易くなります。 |