目次PIC回路集中型表示電波時計製作工程


中型表示電波時計 配線工程


年、月、日、曜日のパネルに配線をした状態です。同じ色の線材を使っているので、LEDマトリクスのアノード、カソード、7セグメントLEDのカソードなど、種類毎に束ねて区別できるようにしています。
また、プリント基板間の隙間が狭いので、配線の束が平らになるようにビニールのヒモで固定しています。
こちらは秒表示用LEDパネルの配線の状態です。
各配線の長さは余裕をみて、少し長めにしてあります。

これは表示パネルの配線です。左側の配線の束は年、月、日、曜日および秒のパネルからの配線です。
時、分はカソードコモンタイプのLEDなので、カソードには青色の線材を使用しています。
これはLED駆動ユニットの配線です。駆動ユニットは表示パネルの裏面に取り付けられ、その間隔は5mmです。ですから、配線はできるだけ平らになるようにしています。この状態では各7セグメントLEDのコモン端子の配線はされていません。表示パネル側からの配線は組み立て時に接続します。

LEDの輝度調整用の抵抗器以外の配線が完了した状態です。表示パネルと各ユニットとの配線は少し長めにしています。これは補修時にユニットの裏面を操作できるようにするためです。
輝度調整用抵抗器への配線は束ねて区別しています。
LED駆動ユニットを表示パネルから取り外した状態です。配線を長めにしてあるので、配線面を楽に確認することができます。

こちらは表示制御ユニットの配線状態です。配線の半田付け部分に力が加わらないように、配線はプリント基板の端にビニールで固定しています。 これはLEDの輝度調整をしている様子です。各セグメントに抵抗器を仮接続し、抵抗値を変えながらLEDが同じ明るさになるように調整します。抵抗器が7本あるので、結構大変です。
輝度調整をするときにはjjym_test1プログラムを使用しました。このプログラムにより、LEDに表示する数値を変えたり全セグメントをLAMP TESTスイッチで点灯することができます。

LED輝度調整用抵抗器の配線が終わった状態です。配線はビニール紐で結んで整理します。CPUユニットと表示制御ユニット間にはRS232Cの通信用配線を行います。送信、受信、そして接地の3本の線があります。CPUユニットの送信線は表示制御ユニットの受信端子に接続します。また、表示制御ユニットの送信線はCPUユニットの受信端子に接続します。

全ての配線が終了した状態です。右下のコネクタは受信ユニットとLANケーブルで接続するRJ-45コネクタです。