ライト・コントローラーの改善 |
制御電圧波形観測
そのときの出力電圧を確認すると以下のようになっています。
(2) また、FETでの電力消費が多くなります。 VRが50%の場合の各ポイントの波形を観測すると以下のようになっています。
B点の波形はTR1により上下が反転しています。 A点の電圧は波形を見やすくするために調整しています。 改善
今回の改善の結果、出力電圧は以下のようになりました。
ソフト変更箇所はタイマー2のプリスケーラ値を1:1から1:16に変更しました。 変更前
変更後
タイマー2の設定値は255のままです。これを変えてしまうとA/Dコンバータの最大値(255)になる前にPWMの出力が常にHレベルになってしまいます。 可変抵抗器による電圧の取り込み周期(1mS)は変えていません。 A/D変換した値をCCPR1Lレジスタにセットしますが、その値がPWM制御に反映されるのは、次の周期のPWM制御のときです。PWM制御が行われる前にCCPR1Lレジスタが複数回書き換えられても問題はありません。 |